大学院論
今やっている仕事は大学院進学に関わる仕事ですが、いつも思うのです、中国人は大学院に行き過ぎ問題。
大卒では足りない、皆院に行く、修士卒がスタンダードみたいな社会になっています。
あるいは出身校が二流、三流大学で、大学院で学歴ロンダリングをする人。
中国の修士課程は基本2~3年だから、今の世代の若者は合計6~7年で大学に通うイメージで考えていいでしょう。
もちろん学部卒で公務員試験に挑む人もいるが、就職が厳しくてなんとなく院に入る人は大勢います。
今年の大学院統一入試の受験者は、なんと290万人だそうです。(
http://www.eol.cn/html/ky/bmrs/
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少子化が進む今の中国でも、上り一方ですよ。
それに比べて、日本人は大学院に行かなさすぎのではないか。
まあそれはそれで良い商売ができていますけど。
日本の大学院に中国人が多いね。まさにウインウイン。
原点に戻りますが、中国社会に本当にこんなに修士卒要りますか。
でももう修士が当たり前の社会になってしまうのなら、もういっそ大学院入試のハードルを下げればいいではありませんか。
仕事なくなりますけど。